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「生涯エンジニア」でいたい僕がJストリームで働く理由

「生涯エンジニア」でいたい僕がJストリームで働く理由

Jストリームには自社サービスの開発を手掛けるエンジニアが80名以上所属しています。在籍するエンジニア職種は、インフラ、バックエンド、フロントエンド、ライブ、テクニカルサポート、プロダクトマネージャー、セールスエンジニアと多岐にわたります。

今回登場するのは、新卒入社3年目でインフラエンジニアのH.I.さん。

「自分にとってエンジニアリングは仕事ですが、半分は趣味でもあるんです。純粋に楽しい」

と語るH.I.さん。

プライベートでは、自宅に設置したオンプレミスサーバで個人研究に没頭しているとか。趣味が高じて学生時代から始めた資格受験では、最近、国家資格の情報処理安全確保支援士も取得した。H.I.さんが思うJストリームでの仕事のやりがいや働く環境、今後の目標についてうかがいました。

H.I. プラットフォーム本部所属 テックリード(インフラエンジニア)新卒入社・3年目

 

もの心ついたときからIT技術に慣れ親しみ、中高はプログラミング、大学に入ってからバックエンド→セキュリティ→ネットワークの順に興味が移ろい、インフラエンジニアとしてJストリームに入社して3年目。業務でインフラの設計・構築・運用に携わりながら、プライベートでも関連技術を勉強中。Appleが好き。

幼い頃からコンピューターを触り、エンジニアの世界にのめり込む

――はじめに、H.I.さんの経歴を教えてください。Jストリームでインフラエンジニアとして働いていますが、なぜエンジニアの道を目指したのでしょうか?

父がコンピューター好きで、私ももの心がついた時からMacを触っていました。その影響で、中学卒業の頃にはエンジニアリングの道に進もうと思っていたんです。中学校でもプログラミングの授業がありましたが、授業は楽しかったですし、適性があると感じていました。

高校に進学するとコンピューター部に入り、プログラミングでゲームを作ったり、電子工作で基盤をいじったりしていました。その後、エンジニアリングの勉強をするために大学の情報科学科に入学。1年生の頃に先生から「授業の内容(プログラミング)はできているみたいだから、ホームページを作ってみたらどうか?」と勧められ、サーバやインフラの知識を学びました。

学生だった当時は、インフラエンジニアという仕事を特段意識することはありませんでした。ただ、インフラの学習が楽しくなってきてからは自宅でサーバを組んだり、セキュリティシステムを作ったりしていましたね。

そのうち、セキュリティキャンプというイベントに参加したり、インフラエンジニアが集まってイベント会場のWi-Fi環境を整備するチームに参加したりしました。その時に触れた知識がとても面白く、「自分はこれを追求したい!」と、個人での研究を始めるようになりました。

今ではインフラエンジニアとしてJストリームで働き、プライベートでは自宅のサーバラックにオンプレミスサーバを設置しシステムの研究に没頭しています。入社して初めてのお給料もNECのルーター「IX2215」のジャンク品の購入に充てました。

――自宅にサーバとはすごいですね。なぜそこまでインフラエンジニアリングに熱中しているのでしょうか?

一言で言えば「繋がらないものが繋がる面白さ」を感じています。この魅力は万人に感じてもらえるものではありませんが、コマンドを打ち込んで、設定を入れて、試行錯誤した末にネットワークが繋がるとすごく達成感があるんです。

自宅にサーバを設置したのも、何かのソフトウェアを組み込みたいわけでなくて、サーバを作ることそのものが目的なんです。「この機器を使ってみたいな」とか、「この技術は面白そうだな」とか。

「実はあれ、縁の下で自分が支えているんだぜ」という誇り

――プライベートでも趣味としてエンジニアリングを楽しむH.I.さんですが、仕事ではどのようなやりがいを感じているのでしょうか?。

インフラというのは繋がっていることが当然で、繋がってないと怒られます。だから、普段は「ありがとう」と言われる仕事ではないんです。

それでもやりがいを感じていられるのは、自負とプライドがあるから。ネットワークというインフラの上には、何かしらのプロダクトやビジネスが乗っかって動いています。表面上は目に見えませんが、インフラの上に乗ったプロダクトが何かの役立っているのを見ると「実はあれ、縁の下では自分が支えているんだ」と誇らしくなるんですね。

Jストリームは自社構築したCDN(Content Network Delively)を提供しています。これはデジタルコンテンツをネット上で大規模配信するためのネットワークで、日々大量のデジタルトラフィックが発生しています。

私は、自宅に個人研究用のサーバを持っていますが、それに比べると何百倍、何千倍のトラフィックが発生している。これだけの量の通信を安全に捌けていることは自慢ですね。

――なるほど、業界は違いますが、水道や電気が止まってしまうと安心して生活ができません。同様にH.I.さんはお仕事を通して人々の生活や娯楽、ビジネスを支えているんですね。入社して3年目ですが、日々の業務内容について教えてください。

JストリームはメガITベンチャーと比べて規模も大きくないため、上流から下流まで幅広い業務をこなしています。

例えば、上流では、ネットワークの開発・保守に関係する業務を自動化するため、100行くらいのコードを書くこともあります。

下流の業務では、社内データセンターのネットワーク機器やケーブルなど物理機器の設置もやります。大きな会社だと担当範囲が決められて動ける領域が限定されてしまいますが、Jストリームでは色んな業務ができるので勉強になっていますね。

――様々な業務を担えることがやりがいになっているのですね。

各分野のプロフェッショナルが集う環境で、「上には上がいる」と実感した

――そのほかにJストリームで働く魅力はありますか?

手を挙げれば、求める領域に挑戦させてくれる社風だと思います。新卒入社の私は他の会社で働いたことはないので比較は難しいですが、縦割り感はなく、社外のインフラエンジニア仲間に聞く話から推測しても、柔軟な会社なのではと考えています。

他には社内にフロントやバックエンドなどあらゆる領域のエンジニアがいるので、良い刺激になっていますね。

――技術領域が異なると全く異なる経験や知見をもっているはずなので、他領域の方と接するのは良さそうですね。

冒頭、インフラでもコードを書いたりするとお話ししました。その際に詰まったり、迷ったりした時には、開発部門のエンジニアによく相談にのってもらいます。社内には各領域に精通したプロフェッショナルが多数いますので、フルスタック志向の人には効率よくスキルの幅を広げられる環境だと思います。同じ会社ということで、質問の意図や背景も理解してくれた上で、現場に即した的確な助言を得ることができます。

――お話を聞いていると、多方面から刺激をもらえそうな環境ですね。H.I.さんは入社3年目とは言っても、長年個人で開発を続けられてきましたよね。入社して、エンジニアとして感銘を受けたことはありますか?

正直に話してしまうと、会社に入る前はいわゆる「井の中の蛙」で、「自分なら結構できるんじゃない?」と思いあがっていました。しかし、Jストリームに入社してみると「上には上がいるな」と思いましたね。

例えば、プログラムの脆弱性に関するようなことで、コードの読み解きと原因解明をさらっとやりのけてしまう先輩がいたり。

私もコードは読めますが、「読める」と「読み解ける」の間には大きな隔たりがあります。それをさらっとやりのけてしまう先輩に「すごいな……!」と感銘しました。

テレワークやフレックス勤務が使いやすい、資格取得の支援制度で国家資格も取りました

――社風のお話が出ましたので、勤務制度についても聞かせてもらえないでしょうか?

テレワークやフレックス勤務など制度は整備されていて、ワークライフバランスを取りながら働ける環境です。

私のようなインフラエンジニアは社内環境やデータセンターの機械を触るので、100%テレワークはできませんが、ネットワークの設計は家でもできます。

出社の頻度は、プロジェクトの繁閑次第ですが平均して週3日程度です。例えば、データセンターへ出向くようなことが集中する時は週5日で出社しますが、逆に設計構想を詰めていく時期は週5日でリモートワークの場合もあります。

もう一点、先ほど紹介したフレックス勤務ですが、私たちインフラエンジニアは必要に応じて勤務時間外のメンテナンス作業が発生します。夜まで作業が続く場合などは、「明日は11時始業にします」と柔軟に勤務時間のコントロールを行うことができます。

――時間や場所はある程度フレキシブルに働ける環境なのですね。Jストリームでは資格取得に補助も出ると伺っています。H.I.さんは制度を利用して積極的に資格を取得しているそうですね。

私の所属するプラットフォーム本部では、ひとつの資格につき2回まで試験代の補助が出ます。さらに合格時には、資格によって金額は上下しますが、報奨金があります。

資格取得は半分趣味のようなもので、高校時代から続けています。はじめは小規模な資格から受験して、大学に入ってからはIPAの情報処理技術者試験「応用情報技術者試験」から試験を受けました。

その後、会社に入って資格取得の支援制度があったので「ネットワークスペシャリスト」の資格を取りました。次に取ったのは「情報処理安全確保支援士」という国家資格で、これは先日合格しています。

――お仕事の合間に勉強するのは大変だと思いますが、なぜ資格を取り続けているのでしょうか?

やはり、情報技術に関わる以上、自分の能力を第三者目線で示せる何かはあった方がいいだろうと思っています。あとは半分趣味ですね。力試しになりますし、エンジニアリングの解像度も上がりますから。

――試験勉強が仕事に役立つこともありましたか?

役立っているのは、技術の裏付けができるようになったことです。ネットワークのトラブルが起きている時はまず解決が求められるので、仕組みなどについて事細かに説明してもらう時間はありません 。

従来は先輩に実地で対処法を教わっていましたが、試験勉強のなかで技術の大枠を知ることで、トラブルの原因の推測や、「他に原因はないか」とシステム全体を俯瞰できるようになりました。

資格の座学と、仕事の実務の両サイドからエンジニアリングを理解できたことは大きいと思います。

――合格に向けて、勉強は具体的にどのように進めたのでしょうか?

私はひたすら手を動かすだけです。自宅にサーバ環境があるので、ひたすら遊んで壊して。おそらくJストリームのメンバーはみんなそんな感じだと思います。私の部署にも家にサーバラックを持っている方が3人いますし。

あとは、日々の業務も試験勉強に役立ちましたね。IPAの高度試験 は実践的な内容が多いんですね。そのため「これ業務でやったところだ」「昨日設計したところだ」と業務とリンクすることがあります。

個人で物理的にサーバを組むと最小構成になりますし、100万円クラスの機器は導入できません。会社のデータセンターの組み込まれる高価な機器に触れてシステムを構築した経験が、資格の取得に活かされたと思います。

将来は「インフラ関連ならなんでもござれ」のエンジニアになりたい

――最後に今後のキャリアパスについて、聞かせてください。

私はマネジメント志向ではなく、フルスタックエンジニアを目指しています。Jストリームがエンジニア向けに設けている「Tech人事制度(社歴や年齢などに関係なく技術力をベースにした評価制度)」を利用して、このまま生涯エンジニアとして歩んでいきたいです。

他にも、全社プロジェクトのCSIRT(Computer Security Incident Response Team)への取組みや、所属する本部での教育プロジェクトにも参加しています。これらの取組みでは、根幹のインフラエンジニアとしての目線を大切にして、守備範囲を広げられればと思います。将来的には、「インフラなら私」と浮かんで、「あの人に聞いたら大丈夫」「解決してくれるよ」と頼られる人になれたら嬉しいですね。

インフラに軸足を置くスタンスは自分の人生で変わらないことだと思いますので、関連する技術ならなんでもござれ、でこれからも進んでいきます。

――H.I.さんのお話を聞いていると「本当にエンジニアリングが好きなんだな」と感じました。これからの活躍も楽しみしています!

※在籍年数や役職を含む記載内容は、取材当時のものです。その後、状況が変化していることがあります。

【関連情報】

・JストリームTech人事制度(エンジニア向け人事制度)

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