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2022.03.31

JANOGのNETCONは、難しいけど面白い。初参加での入賞を励みに次を目指す

JANOGのNETCONは、難しいけど面白い。初参加での入賞を励みに次を目指す

#JANOG #インフラエンジニア #コミュニティ活動 #チャレンジ #組織の魅力
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ネットワークエンジニアのカンファレンスとしては、国内最大となるJANOG49が、1月26日~28日の3日間にわたり鹿児島で開催されました。

 

本カンファレンスでは、ネットワークエンジニアのためのコンテストであるNETCONが開催されます。今回は、NETCONで4位入賞を果たしたインフラエンジニアのM.S.さんに参加の経緯やその魅力について聞きました。

聞き手:エグゼクティブエンジニア N.T  

M.S.さん プラットフォーム本部所属 チーフテックリード(インフラエンジニア)新卒入社・10年目

 

学生時代からネットワークを組んでいました! 入社後はライブエンジニアとして全国を飛び回っていました。その後、開発部門で社内共通開発基盤の構築などに携わったのち、インフラ部門へ。チーム力という点において、お互いの失敗を受け入れ、相談し、一緒に解決できることを大切しています。

慣れ親しんだJANOGで、NETCONだけは未経験だった。

2日間で14問のトラブルシューティングに挑む

――改めまして、NETCONでは4位入賞おめでとうございます!大会中に送られてくるM.S.さんの途中経過に関する社内投稿をドキドキしながら見て、応援していました。

 

今日は、NETCONに関するインタビューですが、最初にM.S.さんのバックグラウンドについて紹介をお願いします。エンジニアとしての経歴やJストリームでの業務内容を教えてください。

私は、もともとネットワークがやりたくでJストリームへ入社しました。この4月で入社10年目になります。Jストリームを知ったきっかけは、学校に置いてあったパンフレットです。パンフレットを見て、JストリームがCDNを作っている会社だと知り、新卒求人への応募をしました。

現在の業務内容としては、インフラ部門のテックリードとして、主に対外接続の設計から構築、トラフィックコントロールやロードバランサー関連を担当しています。大規模なトラフィックを扱うJストリームにとっては、ルーティングとロードバランスはとても重要です。なるべく自動的に最適な配信ができるように日々工夫をしています。

また、Kubernetesというコンテナオーケストレーションツールの導入と運用も手掛けています。Kubernetesは、Jストリームのライブやトランスコードといった動画の処理回りで主に使用しています。アップデートが頻繁で、難しい部分もありますが、開発が進んで最近はIPv6にも対応しましたし、とても興味深い技術だと思います。

業務範囲は幅広いですが、一言でいうと、インフラのコード化まわり全般に関わる役割を担っています。

――今日着ているパーカーは、JANOG43のものですね。M.S.さんは、過去のJANOGにおいても会場での発表をしたり、スタッフ参加も経験しています。今回、NETCONに参加した理由は何ですか?

はい、今日はJANOGの話題ということで着てきました(笑)。JANOG43ですから、甲府ですね。

 

実は、私は、今回初めて、いわゆる「コンテスト」というものに参加しました。

 

JANOGではスタッフも経験しており、あとプログラムの発表もしました。一通りやってきたのですが、「NETCONはまだやってないな」とふと思い、「ならばやろう」と思い立ちました。

難しいけど面白い。

未知の分野も調べながら解き進め、結果4位入賞

――NETCONについて、もう少し詳しく聞かせてください。具体的には、どのような内容なのですか。

はい、NETCONは、ネットワークに関するトラブルシューティングをするコンテストです。丸2日間かけて13問+現地問題1つを解いていきます。

 

具体的には、複数のネットワーク機器(スイッチやルーター)がシミュレートされた環境があるのですが、その中にうまく動いていない部分が組み込まれています。組み込まれている問題の原因を調査し、どう直していけばいいのかということを回答していくものです。

実際にネットワーク機器の設定を変更していって通信できるようにしたりします。正しく回答できると、それぞれの問題に応じて点数がもらえて、最終的にその点数を競います。

 

今回の参加人数は、約50人でした。

※参考情報:NETCONとは

 

NETCONでは、実際にトラブルが発生しているネットワーク環境を参加者に提供します。トラブルの原因を見つけ解決に導いてもらうことで、トラブルシューティングの勘を高めて頂く、という趣旨の企画になります。

-引用:“NETCON“への意気込み

――NETCONは初めての経験で、手探りだった部分もあったと思います。実際に参加してみていかがでしたか?

回答をチェックする人は大変だなって、ちょっと思いましたね(一同笑)。

あとは、ありがちなトラブルと言いますか、実際に現場で遭遇しそうな問題が、多かったですね。具体的にはMTUが合ってないとか、戻りのルートがないとか。

また、問題の幅は広かったですね。単純に数値を答えたりする問題もあれば、“新人さんからの相談に文章で答えていく”という設定の問題もありました。その場合は、「具体的にここがおかしいから、こうすると直りますよ」といった回答をしましたね。

――参加してみて、どの辺りが一番面白かったですか?

全体的に面白かったですよ。直していくのが好きなので(笑)。

 

インフラエンジニアって、通信が通るっていうことに喜びを感じますから。

 

特に面白かったのは、MPLSと呼ばれる技術に関するものですね。難しくもありましたが。MPLSは、普段のJストリームのネットワークでは使わないので、仕組みなどを調べながら解いていきました

MPLSはいろんな技術の組み合わせでできているので、幅広い知識が問われます。普通にルーティングプロトコルとしてもOSPFとEGPとIS-ISを組み合わせた上で、さらにMPLS自体の設定もしていくのですが、その中のポイントポイントに丁寧に問題が用意してあって。そちらがちゃんと分かってないと解けないようになっていました。解き応えのある問題で、とても面白かったです。

――エンジニア50人の参加中4位入賞とは、かなりの上位結果ですね。

最初に配点を見て、全く知らないMPLSに関する問題の配点が非常に大きかったので、駄目かなと一瞬思いましたね。。。MPLSの問題を解くのは最後に回して、他の問題を解答していたのですが、最初の方は意外にもトップでした。リアルタイムで採点されるのでレースみたいですね

案の定、終盤になると急に大きな点差で抜かれてしまったのですが、追いつこうと頑張って、結果4位というところです。

支えや応援が、入賞への大きなアドバンテージに 

次回は、より高得点を目指したい

――NETCON出場に関連し、Jストリームについて何か思うところがあれば聞かせてください。

こういうイベントもそうですが、自発的にやりたいと思ったことをやらせてもらえるところだと思います。

 

今回でいえば、私は業務時間中にイベントへ参加させてもらいました。また、部署のメンバーも応援してくれたことも大きかったです。

――Jストリームの他のメンバーやそれ以外のJANOGの方も含めて、NETCONのおすすめ度はどのくらいですか。

ぜひとも参加してほしいです。10段階で言うと10です。

やはり実際にありそうなシチュエーションで、実際の機器を使って、トラブルシュート体験できるところです。

 

また、50人ものエンジニアが同時に競うなんて、めったにない環境です。そんな環境で、自分の実力を試すことができるのは大きなチャンスだと思います。

難易度も先ほどのMPLSのような、ものすごく高いものから、新入社員に教えるシチュエーションとか、そういうレベルものまであるので、全く解けなくてつまらないということも、簡単すぎてつまらないということもない。素晴らしいコンテストだと思います。

 

私も、次回以降も参加できればと思います。より高得点、上位を目指していきたいですね。

――次回も活躍を期待しています。今日はどうもありがとうございました。

※在籍年数や役職を含む記載内容は、取材当時のものです。その後、状況が変化していることがあります。

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