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APNIC56開催に際して感じたこと

APNIC56開催に際して感じたこと

インフラアーキテクトの高見澤です。

 

9/7~14でAPNICの56回目の総会(Conference)が京都で行われています。APNICなのでアジア太平洋地域のインターネットコミュニティーの方々が京都に集まって、今後のインターネット管理や運用について議論します。

 

APNICって何?という方向けに短く解説しますと、

NIC(Network Information Center)とは、IPアドレスやAS番号などのインターネット全体で管理しないといけない数字や名前(これをインターネット資源と言います)を管理する組織です。日本にはJPNICという管理組織があり、APNICはJPNICの上位組織でアジア太平洋地域のインターネット資源管理をしています。最上位はIANAです。

 

-APNIC56

https://conference.apnic.net/56/register/register/

-APNICとは(JPNICの解説ページ)

https://www.nic.ad.jp/ja/basics/terms/apnic.html

 

また、10月は8日~12日でIGF2023が京都で行われます。IGFは国連主催のインターネットガバナンス(管理のための規律やルール)について議論し、インターネットの正しい成長を促進するための会議です。こちらはJストリームも参加しているCONECT(インターネットトラヒック流通効率化検討協議会)や、同じくJストリームが参加している海賊版マンガサイト対策についてもパネル展示が行われる予定です。

-国連主催の会議ですので、総務省が主体となって運営しています

https://www.soumu.go.jp/igfkyoto2023/

-IGF2023

https://www.intgovforum.org/en/content/igf-2023

 

ということで、IETF Yokohamaから始まって、今年はインターネットに関連する国際会議が日本で行われます。

JストリームもJAIPAやCONECTなどの活動を通して、微力ながらインターネットの健全な成長に貢献できればと思います。