通常、動画はフレームレートに基づいて複数の静止画像(フレーム)を連続表示することで動きを表現しているが、キーフレーム(Key Frame)はその動画の中で特に重要な瞬間や変化が起こるフレームを指す。1枚の静止画(フレーム間圧縮を行っていない画像)として存在し、前後のフレームとの間の変化を計算するために使用される。
エンコーダーの設定にもよるが、キーフレームはシーン変更があった場合に挿入されるほか、○フレーム、○秒に1回というように差分情報を一定の間隔で取得できるように挿入される。一般的には、動きの多い映像では、短い時間でモノが大きく移動したり変化したりするため、キーフレームを短い間隔で入れる。