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未来を共に創る!初参加の実行委委員が体感した「JAIPA Cloud Conference」の魅力と自己成長

未来を共に創る!初参加の実行委委員が体感した「JAIPA Cloud Conference」の魅力と自己成長

この記事に登場する人

坂本 茂樹(中途3年目・プロダクト企画部企画課)

Jストリームでの担当業務:Jストリームでの担当業務:自社プロダクトのCDNサービス「J-Stream CDNext(ジェイストリーム・シーディーネクスト)のプリセールス→プロダクトオーナー

JAIPAクラウドカンファレンス初参加でプログラムチームのリーダーを担当

この記事に登場する人

山口 公平(新卒1年目・プロダクト企画部運営課)

Jストリームでの担当業務:配信基盤の運用チーム
JAIPAクラウドカンファレンスでは当日実行委員として受付を担当

Voice編集長・久保田です。

 

9月10日(火)にJAIPA Cloud Conference 2024(略称:クラコン)が開催されました。

 

当日は、政府機関、企業、団体の有識者が登壇し、AI、セキュリティ、経営、Fintech、人材育成などの幅広い切り口から、クラウド業界の未来について語られました。

 

現在、当日のセッション内容が、公式アーカイブとして公開されており、視聴可能です(視聴無料)。

■ビジョナリーセッションアーカイブ(登録制)

■ストラテジックセッションアーカイブ

 

Jストリームは本イベントのドリンクスポンサーをさせていただきました。また坂本、山口の2名が、実行委員として参画しました。そこで、二人に今回のイベントについて、そして実行委員としての経験について振返ってもらいました。

開催12回目の今年は、生成AI、セキュリティ、人材育成、SDGsなどの幅広いセッション

―― まずは自己紹介として、職種、Jストリームの担当業務について教えてください。

プロダクト企画部企画課の坂本と申します。これまで3年ほど自社プロダクトのCDNサービスである「J-Stream CDNext(ジェイストリーム・シーディーネクスト)」のプリセールスを担当してきましたが、昨年からはプロダクトオーナーとして、製品価値向上のために社内外での取組みを進めています。まだまだ学ぶことが多く、先輩方や業界の皆様に支えていただきながら、業務に励んでおります。

―― ありがとうございます。では、早速本題に入っていきたいと思います。今回開催された「クラコン2024」のテーマと、テーマの背景・意図について教えてください。

JAIPA Cloud Conference は、クラウドサービスプロバイダ(IaaS/PaaS/SaaS)、システムインテグレータ、クラウドユーザーが幅広く参加し、テクノロジーが社会・経営に与えるインパクト等について、中長期的な目線で考察することをコンセプトにしている、日本インターネットプロバイダ協会(略称:JAIPA)クラウド部会主催のイベントで、2024年で12回目の開催となります。

 

今年は現地での交流機会を創出し、「聞く」だけでなく、「参加」して盛り上げる「会場に行きたくなる」カンファレンス実現のため、新たな取組みとして2会場でコンセプトの異なるセッションの開催と、講演後に登壇者と直接交流できる”Ask the Speaker”を実施しました。

 

当日は、約250名の方がイベント会場へ来場いただき、加えてライブ配信での視聴もできるようにいたしました。そして、アーカイブ配信も行うことで、多くの方にセッション内容をご覧いただきました。

―― 会場では、”Ask the Speaker”で登壇者の方と参加者の方が、熱心に交流されている様子も拝見しました。新しい取組みも加わり、イベントは毎年進化を遂げているのですね。

JAIPA Cloud Coference 2024 公式サイト

―― さて次に、実行委員について教えてください。実行委員とは、イベントの中でどのような役割を担うのですか?

実行委員は、広報、PR、プログラム、配信、Web、装飾・備品等のチームに分かれ企画~運営まで全てを実行委員が中心となりイベントを推進します。前日の会場設営、受付や司会等の当日スタッフも実行委員メンバーが担います。

―― 実行委員は、どのような方々で構成されていたのでしょうか?

JAIPA会員企業メンバーで構成される企画委員のサポートのもと、同じく会員企業から選出された若手メンバー(20代~30代前半がメイン)で構成されています。


過去に実行委員として参加されていた方々にも各チームをサポーターしていただけました。

―― 各委員や担当は、どのように決まるのですか?

私は初参加&途中参加だったのでその場に居合わせなかったのですが、企画委員や委員長などが各メンバーの適性やスキル、本人の意思を考慮しながら振り分けていく形かと思います。

 

イベント当日の司会等は、実行委員メンバー全員で話し合いながら決めていきました。

イベント会場の様子

―― 今回、坂本さんが担当されたプログラム委員は、どのような役割を担ったのですか?

プログラムチームは、イベント当日のプログラム内容を決めることが役割となります。今年のテーマや業界トレンドを考慮しながら、チームメンバーから候補を挙げたり、企画委員の方々から紹介いただき、候補者へのアプローチを行い、当日までの案内や、当日のアテンドを行いました。

 

プログラム内容が確定するまでは週2回、企画委員や委員長と今年のイベントテーマや目的の認識合わせを繰り返し行いましたね。

―― クラコン2024のプログラム構成のポイントを教えてください。

より多くの方に楽しんでいただけるように生成AI、セキュリティ、人材育成、SDGsといった業界トレンド等を加味した幅広いテーマでプログラムを構成しました。


振り返ってみると12セッション中5セッションがセキュリティに関連するテーマだったので、委員側も含めてセキュリティ意識が高まっていることを感じます。


また、2会場を使ってのセッションでしたので会場の流動性、テーマ性の考慮、毎年恒例のプログラムの配置等、より現地が活性化されるようなプログラム配置を心掛けました。

―― プログラムのラインナップを見ているだけでも、持つべき視点について多くの気づきがありました。業界の動きや意識すべき方向性をつかみ、考える貴重な機会になりました。

実行委員はハードな反面、活動を通じて成長を実感(プログラム委員・坂本さん)

―― 話題は変わりますが、坂本さんが実行委員に参加したきっかけについて、うかがえますか?

業界・市場理解向上やパートナー企業とのリレーション強化を目的とした活動の一環として、当社のインフラ・アーキテクトの高見澤さんより推薦を受けたので参加しました。

―― 実行委員は幅広い業務を手掛け大変だと思います。実行委員になることを躊躇した瞬間はありませんでしたか?

実行委員業務としては想定していたよりもハードなものになりましたが、業務として業界団体の実行委員に参加できるのはとてもラッキーなことだと思っています。


ハードな反面、活動を通して成長を実感できる場面もありとても有意義な活動になったと思っています。できれば来年も参加したいと思っています。

―― 会社が違う人と一緒にプロジェクトを進めるとなると、「自社内の常識が通じない」「コミュニケーションの齟齬が生まれる」といった大変さを感じそうです。今回、その点については、いかがでしたか?

改めて基本に立ち返ることが大事だなと感じることが多かったです。自分が思っていることを伝える、相手の思っていることを聞く、間違えが無いようにテキストで共有する等。

 

参加メンバー全員が自社業務があり、限られた時間の中で活動を行っているので、確認を怠ったり、不要なやり取りが増えてしまうと負荷が増えたりとねじれたまま進んでしまうので、要所要所での抑えが大事だと思いました。

―― 基本の再認識と実践は、日々の業務にも役立ちそうですね。クラコン実行委員を経験したことで得られたものや、前後での変化があれば教えてください。

ビジネス観点での接触が多い業界関係者の方々と、イベントを成功させるというミッションのもと同じチームの目線で会話が出来たことがとてもありがたかったです。

 

通常では会話できないような方ともざっくばらんに会話させていただく機会も多くありました。また、各社のエンジニアの方々や似たようなレイヤーで働いている方々ともプロダクトに関わる意見交換ができたり、実際に契約いただいている担当者の方とQAのようなこともさせていただき、実業務としてもお役に立つことが出来ました。

 

社外の方と対面でプロダクトに関する会話をさせていただく機会もまだまだ少ないので貴重な機会となりました。

―― 自社業務との両立は、うまくできましたか?

実行委員の活動に割く時間が想定よりも多く苦労しましたが、状況に寄り時間区切りや曜日区切りで集中して取り組む時間のバランスを調整することで上手く両立できたと思います。

―― 自社業務との両立で、工夫した点があれば教えてください。

サブプロジェクトにあたるものはそれなりに工数とられる場合が多いので、集中して取り組む時間(私は定例前日の午前など)を決めてしまった方が楽だと思いました。


それでも想定通りにはいかないものなので、ひっ迫しそうなときは早めに周りにヘルプをだしたり、先に状況を伝えておくのが大事かと思います。

―― 実行委員として参加することに対して、職場の上司や同僚の反応はどうでしたか?

頑張ってね!とだけ言われていました(笑)。

あ、でも当日、上司や同僚がイベント会場まで足を運んで見に来てくれたんですよ。

―― 今回の経験のなかで、一番印象深かったことと、その理由について教えてください。

参加メンバーは限られた時間の中でどうにか良いイベントにしたい。自身の役割を全うしたい。という強い意思を強く感じる場面が多くとても印象に残っています。


特に若いメンバーはまだ自社業務もままならない中での参加になっているので、業務都合で時間が足りなかったりする場面がどうしても出てしまいますが、それでも前向きに取り組む姿勢にとても感銘を受けました。

―― ご自身のキャリアとして、「今後、こんなことにもチャレンジしてみたい!」ということがあれば教えてください。

業界知識向上、リレーション強化といった面でもそうですが、純粋に面白いので今後もこういった社外活動には積極的に参加していきたいです!

―― 最後に伝えたいことがあれば、お願いします。

社外活動とても面白いです!対面での接点も増えることで自身の活動の幅が広がり、今後の選択肢が増えていくことが実感できます。


こういった活動もJストリームにいるからこそできることの一つだと思うので、是非積極的に参加してもらえればと思います。

―― おつかれさまでした!

初めての社外活動で楽しさを発見。今後もチャレンジしたい(当日実行委員・山口さん)

―― まずは自己紹介として、職種、Jストリームの担当業務について教えてください。

プロダクト企画部運営課の山口と申します。配信基盤となるプロダクトの運営を主に行っております。


業務に携わってまだ半年も経っておりませんので、先輩方から学びながら日々精進しております。

―― 今回、山口さんが担当した役割と当日の動きについて教えてください。

受付業務や片付けなどでお手伝いいたしました。

―― 一緒に担当業務をされた方には、どんな方々が集まっていたのですか?

協賛企業、イベント運営に携わった企業だけでなく、JAIPA会員企業の方々が多くいらっしゃいました。
運営に慣れている方が多く、クラコンの歴史を感じました。

―― 当日実行委員の経験をしたことで得られたものや、前後での変化があれば、教えてください。

イベント当日の様子

今までイベントのスタッフをしたことがなかったのでですが、今回のクラコンでスタッフの楽しさを発見できたのが一番の収穫だと感じました。


機会があれば他のイベントにも参加してみたいです。

―― 今回の経験の中で、一番印象深かったことと、その理由について教えてください。

受付業務で緊張した、というのが一番記憶に残っています。


入社してから社外の方と接するのが初めてだったので、特に会社を代表するような方の名刺を頂いた際にはとにかく粗相のないようにと気を付けました。


この点で、新卒研修のビジネスマナーが役に立ったなと感じました。

―― ご自身のキャリアとして、「今後こんなことにもチャレンジしてみたい!」ということがあれば、教えてください。

上記でも触れましたが、様々な企業の方と接する機会だと思いますので、他のイベントにもスタッフや参加者として関わっていけたらと思います!

―― 最後に伝えたいことがあれば、お願いします。

初めての社外活動がクラコンのような楽しい現場でよかったと思いました!


今回は当日実行委員で計画段階では関わっておりませんでしたが、今後はそういった経験も積んでいきたいです。

―― おつかれさまでした!

―― Jストリームでは、コミュニティ活動を重視し、エンジニアの積極的な参加・関与を奨励しています。イベントでJストリームメンバーを見かけたら、ぜひお気軽にお声がけください!

※在籍年数や役職を含む記載内容は、公開時点のものです。その後、状況が変化していることがあります。

【関連情報】

JAIPA Cloud Conference 2024公式サイト

 

※現在、当日のセッションが公式アーカイブとして公開中です(視聴無料)。

ビジョナリーセッションアーカイブ(登録制)

ストラテジックセッションアーカイブ