スキルアップのために資格取得を目指す方は、多いと思います。その中でふと抱くのが、「どんな職種の人が、どんな資格を、どんな勉強方法で取得しているの?そして、取得してよかった??」という疑問です。
今回は、自社の資格取得補助制度を活用して目標の資格を取得された皆さんにインタビューしました。各資格について、受験動機、勉強方法、モチベーション維持、資格取得にチャレンジして良かったこと等々教えてもらいました。
※掲載順不同
ネットワークスペシャリスト試験に合格!
Y.N. (バックエンドエンジニア)
Q1: Y.N.さん、合格おめでとうございます!まずは、今回の受験動機を教えてください。
以前から今回取得したネットワークスペシャリストは興味がありました。当社に入社したことをきっかけに、ネットワークに関する様々な知識経験が増えたため、実力試しもかねて受けようと考え、資格取得に至りました。
Q2: どのくらい資格取得にかかりましたか?勉強方法についても教えてください!
実は勉強時間はあまり確保できず、試験1か月前の週末や平日の夜に少しずつ勉強を進めていった感じです。
勉強方法についても、過去問を解くよりも、理論の理解や用語を押さえていくスタイルで勉強していました。
Q3:仕事と両立して資格を取得する際に工夫されたことやモチベーションを保つためにされたことはありますか?
ちゃんと勉強しないと試験代がもったいないというプレッシャーを与えるために、まずは早々に試験申し込みをしました。
また、趣味もかねていますが、試験に出るような技術を自宅のネットワークでも構築してみて、実際に触れてみるということもしていました。
Q4: 資格を取得してよかった点はありますか?
きちんと勉強しないと触れないような知識も多かったので、一通り整理ができたことはよかったと思っています。あとは、自分自身の技術力が一定以上あることの自信にもつながりますね。
Q5:本資格のおすすめポイントと、取得を志す方への応援コメントをお願いします。
ネットワークスペシャリストに合格すると、ネットワークインフラ部の方と話が合う、といったところでしょうか…(笑)
ご存じの通り、当社は配信ネットワークが主要技術の一つになっていますので、その仕組みを理解し、改めて当社の技術力を理解できるようになるかと思います。
資格取得は簡単なことではないかと思いますが、まずは無理のないところから始めてみてはいかがでしょうか。資格保有者が増えることを楽しみにしております。
AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイトに合格!
S.S.( プロダクト企画)
Q1: S.S.さん、合格おめでとうございます!まずは、受験動機を教えてください。
AWS関連の資格(SAA)を取得したのですが、一般的に有名な部類に入る資格でしたので昔から気になっていました。
今回、業務上AWS周りの知識に触れる機会が増えたタイミングで、教育プロジェクトのスキルアップ支援の活動を知ったこともあり、自己研鑽といった形で人事評価の目標設定に組み込み、スキルアップと目標消化も兼ねて資格取得を目指しました。
Q2:どのくらい資格取得にかかりましたか?勉強方法についても教えてください!
Web問題集を使っておおよそ3か月で50時間くらい勉強しました。
まず試験日の確定と重点的に勉強した方が良い問題数を把握し、1日に消化が必要な問題数を決め日々スケジュール管理をして進めました。
Q3:仕事と両立して資格を取得する際に工夫されたことやモチベーションを保つためにされたことはありますか?
目標設定に組み込んでいたので、上長と調整をして業務時間内に3か月分の予定を先に入れてしまって勉強時間を確保しました。
それでも、いろいろな都合で予定通りにはいかないことが多いので、週単位で振り返りをし消化できていない時間分は土日等を使って消化していました。最初からスケジュール通りにはいかないということは念頭に置いておいた方が苦しくならないと思います。
また、何故その資格を取得するのか?を自分なりに明確にしておかないと、途中で前向きに取り組めなくなると思うので、その理由づけも自分なりに落とし込んでおくことが大事だと思います。
Q4:資格を取得してよかった点はありますか?
業務範囲で必要な技術知識だったこともあり、業務上の会話や技術分野に関する理解度、解像度が上がりました。
資格を取得したことより、勉強する中でたくさんの単語に触れたので、ある程度の前提知識が身についたことが一番良かったと思っています。
また、汎用的なスキルだったので今後の自分のキャリアにおいても有益だと感じております。
Q5:本資格のおすすめポイントと、取得を志す方への応援コメントをお願いします。
資格取得は知識レベルを上げることと、自身のスキルを周囲に示すための分かりやすい手段だと思っています。Jストリームでは教材も試験代も会社が負担してくれるので(資格によりますが)、上手に活用してほしいと思っています。
私が取得したAWS関連の資格では、AWSパートナー企業は資格取得者数に応じて得られるベネフィットやリソースが変化していきます。この点を目標設定の一部に取り入れることで、自社・個人の双方にとりメリットのあるスキルアップが実現できます。
今後も資格取得目指していきたいと思いますので一緒に頑張りましょう!
AWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイトに合格!
S.N. (SREエンジニア)
Q1: S.N.さん、合格おめでとうございます!まずは、受験動機を教えてください。
現在、業務でもクラウドサービスを利用することが増えてきており、クラウドサービスへの理解を増やして、適切に利用していきたいと思ったためです。
Q2: どのくらい資格取得にかかりましたか?勉強方法についても教えてください!
大体2か月くらいで、メインはオンライン講座をノートにまとめる、サブで参考書を一緒に読む感じだった気がします。
Q3:仕事と両立して資格を取得する際に工夫されたことやモチベーションを保つためにされたことはありますか?
特別な保つためのことをしていませんが、あらかじめ受ける時期を決めて、3~4か月前から1日30分~1時間の勉強を行いました。
Q4: 資格を取得してよかった点は、ありますか?
クラウドサービスへの理解が少し深まったと思います。
Q5:本資格のおすすめポイントと、取得を志す方への応援コメントをお願いします。
AWS系の資格は、ユースケースに沿った問いが多いので、用語を覚えるのではなく、自分の利用しているシステム等にあてはめたりして、流れの大枠を学習すれば、合格できると思います。
応用情報技術者試験に合格!
D.I. (ネットワークエンジニア)
Q1: D.I.さん、合格おめでとうございます!まずは、受験動機を教えてください。
応用情報技術者試験の午後問題は実務での考え方に役立つ部分も多いため、ベストプラクティスを知るためにも勉強しました。現在自分の職種内容は100%技術者、100%管理者という訳でもなく、様々な内容を広く把握する必要もあったため、この資格がちょうどよいと思いました。
また、既に基本情報は取得していたので、次のステップとしては応用情報がよいかと思いました。他にもベンダー試験より安いので滑っても自己負担の傷は浅いですし。
Q2: どのくらい資格取得にかかりましたか?勉強方法についても教えてください!
1年ほどだと思います。厳密には9~11か月ほどです。半期は勉強するというような課題を作り、もう半期の残りで合格するというタスクを切っていました。その中で、土日は図書館で6時間ほど勉強を行っていました。
特に午前問題は平日業務後や通勤時間の軽い時間で把握し、まとまって文章がよめる時に午後問題を勉強していました。
勉強方法に関しては、100%過去問を解いていました。技術評論社の過去問題集と、インターネットで無料公開されている過去問を解きました。
Q3: 仕事と両立して資格を取得する際に工夫されたことやモチベーションを保つためにされたことはありますか?
前述しましたが、
・通勤時間帯で勉強を行う
・家での勉強が集中できない場合は環境を変える
の2つです。基本図書館で行ってましたが、2か月に一度はカフェで勉強してました。コーヒーをよく飲めるので。
Q4: 資格を取得してよかった点はありますか?
午後問題に関しては、自分の業務内容に直接かかわるシュミレーションを行う事ができたので、普段の業務の考え方が広がりました。このような問題点には、このような解決先を行うべきなのか。。など。
午前問題に関しては、単純にIT業界の知識量を増やす事ができました。
既に忘れている内容も多いですが。
Q5:本資格のおすすめポイントと、取得を志す方への応援コメントをお願いします。
個人的には基本情報よりも簡単だったと思います。(最近の基本情報も内容が変わったので明確には比べられないですが。)応用情報は基本情報
よりもアルゴリズムの配点が低く午後も逃げる事ができるため、インフラ・ネットワークエンジニアのように開発を行っていない人でも取りやすいと思います。
また、午後問題は知識に加えて、文章読解力が求められます。文章を読み取って、業務経験や過去問からどのような答えが最適解かを記載できれば、技術力が低い人でも合格できると思います。
ーー登場いただいた皆さん、合格おめでとうございました!
インタビューコメントを見ながら、「私も計画的に勉強せねば!」と刺激を受けました。
Jストリームでは、部門ごとに業務の専門性に適したスキルアップ支援をしています。自社プロダクトの開発を担うエンジニアの多くが所属するプラットフォーム本部では、資格試験代補助やインセンティブ(一部対象資格)、自己研鑽補助金などを用意しています。
合格者インタビューは、今後も継続的にご紹介できればと思います!