People

エンジニアの人柄やチームの雰囲気など
働く人の話

プロダクトとともにエンジニアも成長するSREチームを創る

プロダクトとともにエンジニアも成長するSREチームを創る

当社は動画サービスを主軸に展開するB2B企業です。昨今の動画配信需要の伸長に伴い、現在、当社では複数ポジションにおいてエンジニアを募集中です!

 

第四弾は、「SREエンジニア」を募集中のプロダクト企画部運営課長のT.S.さんにインタビューして、求人票では伝えきれない課のミッションや雰囲気、働き方など、応募者の方が気になるポイントについて話を聞きました!
※記載内容は、取材当時(2022年9月1日現在)のものです。

運営課長T.S.さん

〈話を聞いた課長のプロフィール〉

T.S.さん 

 
大学院卒業後、2011年に株式会社Jストリームに新卒入社。在学中は宇宙の研究をしていたが、動画が何となく面白そうだなとこの世界に。入社後はエンジニアとしてネットワークからバックエンド開発まで幅広く経験。2021年4月からは運営課長として、メンバーマネジメントを行なう。

プロダクトの運用を通じて、プロダクトをより進化、成長させていく

――まずは、T.S.さんが課長を務めるプロダクト企画部運営課のことを教えてください!

一言で言うと、運営課は自社プロダクトを運用している部隊で、プロダクト運営を通じてプロダクトの信頼性を向上させたり、プロダクトを成長させることがミッションとなります。

 

主要なプロダクトでいうと、動画配信プラットフォームJ-Stream Equipmedia(イクイップメディア 以下EQ)」やeラーニングシステムJ-Stream ミテシル」、また、安定したコンテンツ配信を実現するためのネットワークJ-Stream CDNext(シーディーネクスト)」や動画配信に関わる機能のバックエンド基盤「J-Stream Cloud(以下、J-Stream Cloud(ジェイ・ストリームクラウド))」などがあります。
運営課では、とにかく色んなサービスを扱っているので、サービスの知識はもちろん、技術領域としてもインフラ~アプリレイヤ―まで幅広い知識が求められます。

※J-Stream Equipmedia とは
企業における使いやすさと充実した機能を備えた動画配信プラットフォームです。
動画マーケティングや企業プロモーション用途だけでなく、企業内の情報共有や教育・研修まで幅広く利用されており、導入実績数は国内最大級です。

※J-Stream ミテシル とは
動画をとりいれた学習や情報伝達を手軽に始められるeラーニングシステムです。LMSの基本機能に加え、動画プレイヤー、視聴状況の確認、メールでの一斉連絡や修了証といった運営支援機能も備えており、PC はもちろん、スマートフォンにも対応しています。

※J-Stream CDNext とは
CDN(Content Delivery Network)は、大規模な配信に耐えられるようなコンテンツ配信の仕組みです。Jストリームでは、国内にある複数のデータセンターに自社設備としての配信環境を構築し、国内トップクラスの安定配信を自負しています。CDNextは、自社が培った知見とノウハウをベースにした、コンテンツ配信管理・運用のためのプロダクトです。

※J-Stream Cloud(J-Stream Cloud)とは
モダン開発をベースにして構築された、自社プロダクト/サービス開発を支える社内共通開発基盤です。「J-Stream Cloud」ではモノリシックな構造から脱却し、マイクロサービスを採用しています。オンプレミスを含めたインフラ環境となりますが、Kubernetesを中心とした基盤となっており、CI/CDや自動化をテーマにしています。

――運営課にはどんなエンジニアがいますか?

現在運営課には、11名のエンジニアがいて、年齢層としては20代前半~40代まで幅広い年代のエンジニアがいます。運営課は昨年2021年4月に新設された課なのですが、所属するエンジニアのバックグラウンドとしては、どちらかと言うとインフラ・サーバー出身者が多いですね。現状、ソフトウェア開発経験を持ったエンジニアが不足しているので、今回の中途採用募集では、主にプログラムや設計など開発経験を持つソフトウェアエンジニアを募集しています。加えて、今後はインフラの知識や経験も積みたいと思っている方であれば、よりマッチすると思います!

――なるほど。ちなみに現在運営課はどのようなチーム体制で動いていますか?

扱うプロダクト群によって2チーム体制に分けていて、どちらも1名ずつエンジニアを募集中です。

運営課のチーム体制

1つは、『EVCチーム※』。
主に、動画配信プラットフォーム(EQ)やeラーニングシステム(ミテシル)を扱っているチームです。前述のとおり、運営課のエンジニアは、インフラ・サーバー出身者が多いので、現在はEQのシステムで使われているサーバ―の運用やミドルウェアの保守・運用などをメインで見ています。今後は実際に動いているアプリケーション自体の改善に入り込めるように、既存社員におけるスキルセットの習得だったり、中途採用という形でソフトウェアエンジニアの増強を進めているところになります。
※EVC(Enterprise Video Communications)とは:一般企業における動画を使ったコミュニケーション。

 

2つ目は、『基盤チーム』。
主に、安定したコンテンツ配信を実現するためのネットワーク(J-Stream CDNext)や動画配信に関わる機能のバックエンド基盤(J-Stream Cloud)を扱っているチームです。比較的新しいシステムを扱っているので、新しくジョインされるエンジニアも触りやすいと思います。不具合の改修だったり、改修後の受入れ試験といった開発部分にも運営課で手を入れています。

――他部署との関わりも多いですか?

多いですね。冒頭でお伝えの通り、運営課はプロダクト運用を通じてプロダクトを成長させることがミッションなので、故に他部門である開発部門(技術開発部)やプロダクトオーナー(企画課)と密に連携を取って仕事を進めていて、定期的なミーティングも行なっています。また、Datadogなどの監視ツールにてサーバー状況の可視化やSLI/SLOの測定し、関係各所に改善案をフィードバックすることで、サービスの信頼性や可用性を高める活動を行なっています。

▽主な関係部署  ※アイコンの数は人数を表すものではありません。

開発に関わる 主な組織一覧

――採用の募集背景にも繋がると思いますが、運営課の課題はどんなところにありますか?

そうですね。運営課は立ち上げから日も浅く、基本的にはサーバー・インフラ経験者が多いこともあって、現状は運営課がしっかり踏み込んで見られているところと、そうでないところがあります。例えば、前述のとおり現在の運営課はソフトウェアエンジニアが不足しているので、ソフトウェア側で問題があってもなかなか見切れず、開発部門(技術開発部)にフィードバックして対処している現状があるので、今後としては運営課内で必要なスキルセットを習得しながら、自分たちで手を入れられるところまで持って行きたいと思っています。

SREマイルストーン

――勉強会なども実施していますか?

はい、やっています。業務時間内にやったりするのもあるんですけど、最近は業務時間外でやりたい人たちで勉強会枠を取って集まっていたりもします。前者の勉強会は、持ち回りで社内のエンジニアが講師となってアウトプットしたり、後者の勉強会は完全にプライベートなので、やりたい人たちで集まってあとは各自好きな作業をやる「もくもく会」のような感じでやっています。これは最近始めた取り組みなんですけど、それぞれが黙々と作業しているので思ったより会話がないなって(笑)。これは運営課に限らずですが、Jストリーム全体として、元気な人よりも真面目に黙々と取り組むタイプの方が多い印象ですね。なので、これから入る中途入社の方としては、ある意味同じようなタイプの方は入りやすいとは思うんですけど、もうちょっと自分の主張をはっきりと言うような方がいるとトータルのバランスとしてはいいのかなって思ったりもしています。

――ちなみに皆、基本フルリモートですか?

はい、基本フルリモートですね。先ほど、仕事内容の説明で、サーバー運用の話がありましたが、物理サーバーの手配や設置は、他部署(ネットワークインフラ部)のエンジニアが行なっているので、私たち運営課のエンジニアはそれらの設備を利用して日々の運用をしていく形です。なので現地(データセンター)に行くとかはないですね。なので、国内に住む方であれば、全国どこからでも就業可能です。

 

※本ポジションはフルリモートワークでの勤務が可能です。弊社ではコロナ禍以降、リモートワークを推奨しており、現在ではエンジニアの90%以上がリモートワークでの勤務を行なっています。また、リモートワークを推奨するにあたって以下の制度があります!

■ロケーションフリーワーク制度
2022年4月から導入した制度です。弊社の拠点(東京・大阪・福岡)から通勤圏外の方々であっても、フルテレワークを前提とした働き方が出来る制度(ただし、国内在住に限る)であり、実際に地方在住者(仙台、新潟など)が入社しています。本ポジションも対象となっておりますので、国内在住者であれば遠方にお住いの方からのご応募も歓迎しています。また、本制度があることにより、ご入社後にライフイベント(結婚・出産・介護など)で引っ越しをする場合においても、安心して仕事を継続いただくことも可能です!

「動画」を軸にエンジニアとして様々な技術の幅を広げることができる

――ずばり、当社で働く面白さやメリットってどんなところにありますか?

そうですね。まずは「動画」が1つポイントなのかなと思いますね。動画をメインで技術的に扱っている会社ってそう多くないので、私は面白いと思います。配信の仕事で言うと、誰もが知っているようなビッグイベントの配信に関われる面白さがあったり、サービス特性上、高トラフィックなサービスを扱えることですかね。それから、インフラで言うと、当社はオンプレミスの設備もクラウドもどちらも使っているので、ネットワークやサーバーから自分たちで用意したりと、インフラのレイヤーからサービスを提供できてるってところも面白いんじゃないかなと。あとは、CDNを作っている国内企業がなかなかない中で、そこにエンジニアとして携わることができるのは当社ならではの面白さかなと思います。

 

加えて、今回の運営課の募集で言うと、これまで比較的ソフトウェア開発を中心にやっていた方を増やしていきたいなと思っているので、そういった方が入社後にインフラとかの領域にまで技術の幅を広げられたりするのはメリットだと思います。それこそキャリアパスとしては、SREエンジニアとして技術を伸ばすことはもちろん、動画関連プロダクトのPMやインフラエンジニアを担うようなキャリアも選択可能です。

T.S.さん

―― 最後にこれから応募される方へ、メッセージをお願いします!

昨今、SREに取り組む企業が増えていますが、話を聞くと実際そんなうまくいってないみたいで。どこも大変苦労している話を聞きます。当社の運営課もまだまだ走り出したばかりのチームですが、そういった発展途上のやりがいのあるフェーズにあります。SREエンジニアとして、開発から運用までの一連の流れを通して、プロダクトの成長にコミットし、一緒に取り組んでいただける方のご応募をお待ちしています!

 

・SREエンジニア(EVCチーム)
  
募集ページはこちら
・SREエンジニア(基盤チーム)
  
募集ページはこちら