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自社プロダクトを統括する企画課長に訊く、ディレクター募集の背景

自社プロダクトを統括する企画課長に訊く、ディレクター募集の背景

Jストリームは動画サービスを主軸に展開するB2B企業です。昨今の動画配信需要の伸長に伴い、当社では複数ポジションにおいて中途採用を行なっています。そんななか、現在、数回に分けて募集ポジションと連動した記事を上げています!

 

 

第三弾は、「ディレクター」を募集しているプロダクト企画部企画課長のN.K.さんにインタビューして、求人票では伝えきれない企画課のメンバー構成や役割、働き方など、応募者の方が気になるポイントについて話をうかがいました!
※記載内容は、取材当時(2022年9月1日現在)のものです。

プロダクト企画部企画課長・N.Kさん

〈話を聞いた課長のプロフィール〉

N.K.さん 

 
中学生の頃からプログラミングを趣味で始める。就職後は、制御機器の開発、Web開発、アニメの宣伝プロデューサー、VRの事業の立ち上げなど、様々なジャンルで技術力・ディレクション力を身につけ、2019年9月に株式会社Jストリームに中途入社。

入社1か月後には技術開発部アプリケーション開発課長に任命。現在は、プロダクト企画部企画課長として、自社プロダクトの方針決定等を行なう。

多くのステークホルダーと会話し、調整して、 一つのものを作り上げていく

――まずは、N.K.さんが課長を務めるプロダクト企画部企画課のことを教えてください!

一言でいうと、自社プロダクト全体を統括している課になります。具体的には、企画課の役割として大きく、プロダクトオーナー、プロダクトマネージャー、ディレクターに分かれていて、下図の通りプロダクト※ごとに担当を決めています。

理想は案件規模に応じてディレクターをアサインしたいところですが、現在はディレクターが足りないこともあり、プロダクトマネージャーがディレクターの仕事も掛け持ちしていたり、開発エンジニア自ら進捗管理や開発に関する各所との調整事を行なっている状況です。でも本来はプロダクトマネージャーは全体のマネジメントに、エンジニアは開発業務に全集中できる環境を作りたい。今回はそういった状況を立て直すべく、専任のディレクターを募集しています!

▽自社プロダクトの開発体制例

開発に関わる 主な組織一覧

※J-Stream Equipmedia
企業における使いやすさと充実した機能を備えた動画配信プラットフォームです。
動画マーケティングや企業プロモーション用途だけでなく、企業内の情報共有や教育・研修まで幅広く利用されており、導入実績数は国内最大級です。

※J-Stream CDNext(Content Delivery Network)
コンテンツ配信を効率的かつ安定して行うために構築されたネットワークです。Jストリームは、国内のデータセンターに自社設備としての配信環境を構築し、国内トップクラスの安定配信を自負しています。

―― なるほど。ディレクターの募集背景が分かりました。 プロダクトオーナー、プロダクトマネージャー、ディレクターそれぞれの役割についても詳しく教えてもらえますか?

まず、プロダクトオーナーが市場分析や営業本部が吸い上げた顧客ニーズをまとめ上げ、自社プロダクトの方向性を検討してロードマップを作成します。当社では、社内で顧客ニーズ等の情報を集約するツールを導入しているので、そこに営業本部から大小問わず様々な要望を上げてもらい、プロダクトオーナーのほうで優先順位を付けたり、必要性を精査して、ロードマップに活かします。

動画サービスといっても、当社にはビジネス~エンタメまであらゆる業界のお客様がいるので、業界によって求められる機能や方向性が大きく異なります。例えば、エンタメ系だとアーティストさんの大規模なライブ配信をやりたいというニーズがある一方で、一般企業様になってくるとクローズドな形で従業員向けに社長挨拶を流したいなど、用途が異なりますよね。そのあたりは、営業本部内で調整してもらうこともありますし、ある程度プロダクトオーナーで方針を決めて、営業本部に企画提案することもあります。

 

そして、プロダクトマネージャーは、前述のプロダクトオーナーが作ったロードマップに沿って、より細かな優先順位を付けて、プロジェクトのスケジュールを作成します。そこから各サービスや機能におけるビジネス側の要件をまとめて、開発エンジニアの所属する技術開発部に落とします。よく面接の場では、「エンジニアのアサインや工数管理等も企画課で行なっていますか?」と聞かれることがありますが、そのあたりは技術開発部にいるプロジェクトマネージャーで管理しています。

 

最後に、今回募集しているディレクターの仕事ですが、プロダクトマネージャーが作った要件定義をベースにプロジェクトの進捗管理や品質管理を行なっていただきます。ここで重要なのは、エンジニアからの報告を待つのではなく、ディレクター自ら情報を取りいくこと。要件通りにものができているか、スケジュールに対して順調に進んでいるか、躓いているポイントはないか、このあたりの進捗管理がとても重要です。そういった話をすると、面接の場で応募者の方からは「コードをある程度読めないといけませんか?」とご質問いただくことが多いですが、その必要性はありません。コードレビュー自体は開発内部で行なっていますし、知らないことがあれば社内にいる専門家に聞きにいくフットワークの軽さのほうが当社ディレクターには重要だったりします。社内には各領域のスペシャリストがいますからね。

――プロジェクトはだいたい何名くらいで動くことが多いですか?

プロジェクトの規模にもよりますが、小さい開発であればディレクター1名+開発1,2名の体制で回すこともありますし、1年規模のプロジェクトであれば、ディレクター2名+開発5名体制で回すこともあります。

 

期間としては、長いと半年~1年、短いと1,2か月程度で、大体平均すると3か月前後のプロジェクトが多いですね。同時に3つ程度案件を同時進行いただくこともあります。

――ディレクターとしてどんな方に来ていただきたいですか?

そうですね。やはりディレクターという仕事柄、色んな人とコミュニケーションを取ることが好きな方のほうが向いていると思います。要は、ステークホルダーが多い中で、色んな人と会話して、調整して、一つのものを作り上げていくことが好きな方ですね!

 

あとは、今回、育成枠としてもディレクターを募集しているので、そちらでは経験値よりも、どちらかというとコミュニケーション能力だったり、周りをグイグイ引っ張ってくれるような推進力だったりを重視して見させていただいています。

――ちなみにステークホルダーが多いということで、具体的にはどんな部署と関わって仕事をしていますか?

言ってしまえば、会社全体ですね!(笑)

 

同じ本部にいる開発エンジニアはもちろんですが、その他にも本部の枠を越えて、営業本部だったり、ソリューション推進本部(SI案件を担当する部門)だったり、社長室(全社予算や企画を取りまとめる部門)だったりと、全方位と関わって仕事をしています。そういった話を面接ですると、応募者の方からは、「テレワーク主体の働き方で、他部署と関係構築するのは大変ではありませんか?」という不安の声をよく聞きます。ただ、私にそこは任せてください。入社直後はまずは顔を売ることが大切なので、私のほうでそういった場をセッティングしますし、実務を通して自然と輪が広がっていきますから!

▽組織図

組織図

――企画課には、どんな人がいますか?

企画課は、私含めて7名が所属していて、平均年齢は47歳と高めです。
20代、30代の応募者の方々からすると、若干身構えてしまう方が多いかもしれませんね(笑)。

でもまったくその必要はなくて、ざっくばらんに若手の方からどんどん意見を出していただきたいし、そういった姿勢を求めている人たちばかりなんです。私がいうのもなんですが、とにかく良い人ばかりなんです。(この機会に是非伝えたい!)

「ディレクターは開発フェーズにおける責任者だ」って言われると、どうしても肩に力入るじゃないですか。でも本当にそんなのは必要なくて、ざっくばらんに要望だったり、不満だったりを言える環境なので、若手の方にも安心して飛び込んでいただきたいと思っています!

プロダクトのクオリティにこだわる多くのスペシャリストと
お互いを高め合える環境

――ずばり当社で働くディレクターの醍醐味とは?

前述のとおりディレクターは、とにかくステークホルダーが多い。その分大変さもありますが、自分で責任もって進捗管理して、作りたかったものが要件通りにできた達成感というのは、やっぱりディレクターの醍醐味ですよね。

小さな機能開発とかであれば、ディレクターと開発で完結することもありますが、ロードマップにあるようなある程度大きな開発案件となると、開発以外にも、部門を越えて色んなステークホルダーがいるので、それらをまとめ上げて調整していく必要があります。企画課が立ち上がる前(2021年4月以前)は、それらの調整事をエンジニアや部課長が自ら全て行なっていたので、その当時を振り返ると一元化して見られるディレクターの存在価値は大きいですよね。調整力や推進力がかなり身に着きますので、今後のキャリアにとっても最高の武器になると思います。

 

あとは、テレワークでありながらも、ディレクターという職であれば必然的に色んな人と関り合いながら仕事をするので、社内の色んな人を知られたり、仕事や技術を吸収できたりと、コミュニケーションが好きな人であれば、居心地が良い環境だと思いますね。

――働いていてどんなところにJストリームらしさを感じますか?

私はJストリームに入社する以前は複数社経験していますが、人の良さは断トツですね(笑)。性格が尖った人って、そういえば当社であまり見ないですね。当時から中途入社者に優しい会社だなという印象が強くあります。

 

ただ、メリハリはすごく大事で、プロダクトのクオリティに関してはとことん厳しく。そうしないと良いものができないと思うので、そのあたりはみんなが持っている共通認識ですね。

――最後にこれから応募される方へ、メッセージをお願いします!

インタビューの中で色々お話をさせていただきましたが、少しでもご興味をお持ちいただけましたら、是非面談や面接の場でお話しましょう!

 

ちょうどディレクター部隊を強化していこうというホットなタイミングになりますので、その第一人者として私と一緒にディレクターのあるべき姿を考えて、一緒に作り上げていっていただける方をお待ちしております!

 

【求人情報】プロダクト企画部企画課・ディレクター 

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【関連情報】

【求人情報】プロダクト企画部企画課・ディレクター(Jストリーム・採用サイトへリンクします)

 Jストリーム組織体制図(Jストリーム・コーポレートサイトへリンクします)


※在籍年数や役職を含む記載内容は、取材当時のものです。その後、状況が変化していることがあります。